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ボランティア活動

2013年08月01日ボランティア活動 社長ブログ

再び東北へⅢ

皆さん、こんにちは。

東北最終日のことを書こうと思います。
26日最終日は、大槌から仙台の南に位置する亘理町に向かいました。
朝、テラルネッサンスの皆さんにお別れをして、10時くらいに出発しました。
そこから、再び延々と海岸線を南下しました。
一番最初に訪れた2011.6月の写真(左)と2013.7月の写真を比べて載
せようと思います。

大槌の小学校です。今は外壁も塗り替えられ、大槌町役場として使われています。
 
気仙沼「グラウンドゼロ」というガラスの看板があった場所です。
 
気仙沼港です。今は岸壁が直され、たくさんの漁船が停留していました。
 
南気仙沼駅です。瓦礫は運ばれ、建物は解体されホームだけが残っていました。
 
陸前高田の「奇跡の一本松」です。再生された松です。
 
また途中、気仙沼岩井崎という看板を見つけなんとなく行ってみました。
そこにはなんとこんなものがありました。まさしく「龍」ですよね。
何か惹きつけられるものがあったのかもしれません。

ちなみに、沿岸沿いには、仮設の処理場が出来ていて、とても多くの
トラックがひっきりなしにやってきます。

大槌から走る事、7時間ようやく亘理町に到着です。
亘理町では、みやぎのあられの石田さんが宿に迎えに来てくれて、亘理町では超有名な「浜寿し」さんに連れて行っていただきました。浜寿しさんは亘理町の荒浜地区にあったのですが、やはり津波で全てが流されました。再開するときに、石田さんから食器支援を募っているメールをいただき、少しだけ送らせていただきました。それが、このアナゴの白焼きがのっている黒いお皿だったのです。大将がこのお皿で出してくれました。

翌日は、朝から石田さんに亘理町を案内いただきました。浜寿しさんのあった荒浜地区も行ってきました。昔あった場所には何もなかったです。震災前は80人の宴会が出来るほどの大きなお店だったそうです。お庭にあった大きな石だけが残っていました。
その後、防潮林を復活させようと活動している、「わたりグリーンベルト」プロジェクトの発起人である、加藤さんを御紹介いただきました。防潮林を復活させるだけではなく、そこにカヌーが出来る川を作ったり、キャンプ場等を作り、皆が集まる場所にする計画だそうです。
で、そこに雇用を100人つくるとおっしゃっていました。復興には、人が集まる事と、仕事が必要だと力強く語っておられました。ものすごく同感です。大槌のテラルネさんも仕事を作っておられます。グリーンベルトが出来上がるのが楽しみです。

11時頃亘理町を後にして、次は何と福島県いわき市を目指しました。いわき市まではそのまま南下すれば2時間ほどなのですが、途中福島第一原発があるので、南相馬市から飯舘村を通りぐるっと迂回しなければなりません。原発に一番近づいたのは、小高地区という原発から20キロちょっとに位置にある町でした。駅前から商店街があるのですが、ほとんどの方が家を残し、避難されています。家があるのに帰れない。また、飯舘村も同じように、主のいない家がたくさんあり、今なお除染作業中でした。

26日18時に無事いわき市に到着し、27日早朝には夜行バスで京都につきました。

今回は、三陸沿岸部だけでなく、福島の原発事故の状況も見ることが出来ました。
自分に何が出来るか、今はわかりませんが、見続けていこうと思っています。

今日から8月ですね。蒸し暑い日が続きますが、気合入れてがんばりましょう。

感謝

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