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社長ブログ

2011年12月14日社長ブログ

ボランティア報告Ⅱ

皆さん、こんにちは。

昨日に引き続き、東北のことを書こうと思います。あくまでも私が行った範囲
でしかないので、ご了承ください。

12月7日15:00に大鎚町の仮設住宅の集会場に行きました。何故かと
言いますと、京都のテラ・ルネッサンスさんが「大鎚刺し子プロジェクト」
されていまして、参加させていただきました。詳しくはブログをご覧ください。
テラ・ルネッサンスさんは、普段はウガンダやコンゴの元子ども兵の社会復帰
や、カンボジアの地雷除去、小型武器撲滅などをされています。
しかし、今は岩手県遠野市にも事務所を構え、4名の職員さんが日々支援活動
をしています。

こんな感じです。僕もチャレンジしたのですが、めっちゃ難しかったです。
結局時間切れで、僕のものは完成しませんでした。皆さんは、現在も大変
な状況なのですが、刺し子をしているときはジョーダンを言い合いながら、いい
雰囲気でしています。

16時半位に大鎚をあとにし、釜石駅から遠野まで電車で移動しました。

2日目、12月8日は大鎚町浪板地区でがれきの片付けを行いました。
基礎だけ残り、がれきが敷地内そのまま残っています。復興計画が進まない中
そこに建て直すという事は、すぐには無いのですが、やはり自分の土地にそのまま
がれきが残っているという事は、辛いことだと思います。

写真ではわからないのですが、撤去したがれきは軽トラ5台分になりました。
右の写真は、同じく大鎚町で地元の方が販売されている海鮮丼700円です。
めっちゃ美味かったです。これだけの海鮮がのって700円は安くないですか?
 

おいしい海鮮丼をいただき、昼からは釜石箱崎町に移動しました。そこでは、
側溝清掃をしました。そこでは、学校がボランティアの拠点になっているのですが、
その学校も使える状態ではありません。2階も全て被害を受けています。
右は学校から海の方を見た景色です。

 
震災前はここにたくさんの家が並んでいました。
今でも、集められた写真の仕分けなどをしています。こちらでは、住民の方が
よくお昼ご飯の差し入れをしてくれるそうです。現在は、どの地区でもかなり
コミュニケーションがとれています。ですから、なおさらボランティアが必要だと
感じます。ボランティアがいなくなったら、残った建物だけになり、ものすごく
寂しく映るのではないでしょうか。

現在の遠野まごころネットの宿泊施設です。もちろんプレハブです。
暖房は石油ストーブなのですが、22時の消灯後は暖房も消します。
明け方は何とマイナスになってしまいます。初日は寒すぎて夜中起きました。
寝るときは、シャツ2枚、トレーナー、フリース、パーカーを着てさらに、
ダウンジャケットを着て寝袋にくるまり、毛布をかけて寝ます。これでようやく
暖かく眠れます。いい経験をしました。
施設内はこんな感じです。まあ合宿所みたいなもんです。

 
明日残り2日の活動を紹介します。
「できることをできるだけ長く」です。
 

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