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社長ブログ

2015年11月10日社長ブログ

ウルトラフロアケア研修

皆さん、こんにちは。

当社は、ビルメンテナンスを営んでおりまして、(知っている人は知っている)
ここ何年か前から、この業界では、剥離廃液問題が話題になっています。

剥離廃液問題とは何ぞや?ということですが、ビルメンテナンスの仕事の中に
床剤の保護、美観の維持をするために、床を洗浄してワックスを塗布するという
作業があります。
最近では、マンションのフローリングなんかをご自身でされる方も多いので
ご存知の方もいらっしゃると思います。

私たちプロはポリッシャーや自動床洗浄機などの機械を使用し、床を洗浄して
ワックスを塗布します。それでも、数年経つと、ワックスの中に汚れが入り込み
だんだんと黒ずんできます。また、日本のワックスには、光沢を上げるために
最初から少し黄色がかっており、層を重ねるとさらに黄変する特性があります。
なので、どれだけきれいに維持しても、いつか剥離作業をしなければなりません。
そして、現状の日本のメーカーの剥離剤は、溶剤が多く含まれており、またワックス
には、金属架橋が含まれており、剥離作業を行った廃液は水道法や産業廃棄物処理法
の関係上、産業廃棄物として処理しなければなりません。

では、現在どうしているかといいますと、回収した汚水を、産業廃棄物収集運搬業者に
回収に来ていただき、産廃として処理しています。

で、現在当社ではウルトラフロアケアの研修を受けております。
このシステムを簡単に説明しますと、ウルトラフロアケアシステムのワックスを最初に塗布し
その後は、バーニッシャーと呼ばれる機械で、バフ作業を行い、光沢と耐久性を維持し
リコートを極力行わないように管理します。リコートを行わないということは、剥離も行わない
ということです。
ただし、最初は既存のワックスを剥離しなければなりません。それさえクリアすれば
あとは、剥離不要のシステムなのです。
剥離作業を行わなくてよいということは、まさしく環境負荷低減なのです。
まだ、当社では研修中なので、終了後は順次このシステムに変更していきます。
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来週は、日・月と現在研修をしていただいている、宮崎のグローバルクリーンさんに
私と木村さんで行ってきます。
このシステムで、成功している宮崎の税田さんの現場をこの目で確かめたいと
思います。

感謝

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